こんにちは。りょうです。
今は自宅で子ども英会話講師をしていますが、昔は大手子ども英会話教室で働いていました。
メインの「英語を教える」という仕事以外にもいろいろと仕事があります。
今回はその子ども英会話講師の仕事内容を公開!
子ども英会話講師として働きたい人の参考になれば嬉しいです。


目次
子ども英会話講師の仕事内容:レッスン
子ども英会話講師の仕事、まずレッスンです。1番イメージしやすいメインの仕事です。
実際1時間のレッスンをするためには、倍以上の時間をかけます。
歌を覚えて踊りを覚えて、セリフや絵本の練習をして、とやることはたくさん。
「レッスン」という本番に向けてのリハーサル(準備)を何回も重ねるイメージです。
講師によってレッスンプランの立て方は様々ですが、私はB5のルーズリーフをファイルしてクラスごとにタグを付け、手書きで作っていました。
パソコンの方もいらっしゃいます。特に誰かにチェックされるわけでもないのでその辺はどっちでもいいです。
そして意外と大事なのが、思ったようにレッスンが進まなかった時の代替案です。
時間が余ったり子どもが騒いだり、臨機応変に対応しないといけないことはたくさん。子どもが鉄板で喜ぶ歌を一つ用意しておくといいですよ。

子ども英会話講師の仕事内容:研修
子ども英会話講師は研修がとても充実しています。他の会社の先生に話を聞いても、だいたいどこでも同じような頻度で研修が行われるようです。私の会社では
- 初任者研修
- 半年研修
- 2年研修
- 3年研修
- 6年研修
- 10年研修
と研修がありました。
初任者研修は3日間×3回ですが、あとは1日~2日で終わります。
半年研修以降の内容は、教授法の確認や新しく変わったことのお知らせ・実習などです。
年次を重ねるごとに同期の講師の方が減っていきます。

子ども英会話講師の仕事内容:会議
月に1回、所属エリアでの会議があります。上記の研修は規模が大きくて(確か西日本と東日本で分かれていた)講師も100人以上いますが、会議は8人ほどです。
レッスン方法のシェアであったり発表会の話し合いであったり、事前に議題は決まっています。
課題が出る時もあります。
ここでいろんな話を聞けることは本当に役に立ちました。どうしても自分1人だと行き詰ってしまうことも違う講師からしたら何でもないことだったりね。
地域のリーダーがいて、顔をだしてくれることもあるので色々質問もしやすい場でした。
ちなみに交通費以外は出ません。
子ども英会話講師の仕事内容:発表会
子ども英会話教室といえばイベント。季節ごとのイベントに加えて年に1回大規模な発表会があります。
まずイベントの方は縛りがないので、自分のレッスン内で好きなようにできます。
ハロウィンでは子どもに仮装してくるよう保護者にお願いする講師が多かったですが、私は母親の立場でどうしても「めんどくさい」と思ってしまうのでやりませんでした。
子ども英会話教室には、このようなイベントで何かしてくれるという期待がかけられていることも理解していますが、今や家でやるってところも多いし。
小さいプレゼントは渡していました(100均)。
年に1度の発表会は、準備から発表までとても大変な一大イベントです。
- 発表する作品を考える(幼児の場合は内容が決まっていることアリ)
- 発表の作品の練習
- 発表会会場の決定
- 細かい小道具作成
- 保護者連絡
などがあります。
やっぱり練習が1番手間ですね。歌だったり劇だったりするんですけど、やる気のない子が1人いるともう大変です。
発表会の会場は月1の会議で決めます。地域に散乱する教室のみんながそこそこ行きやすい場所でお安いところを早めに押さえて、とめちゃ面倒だった記憶アリ。
子ども英会話講師の仕事内容:事務作業
子ども英会話講師の仕事、最後は事務作業です。月ごとに報告書をかいたり発表会のスクリプトをかいたり、細かい事務作業は結構たくさんあります。
発表会での小道具はもちろん、日々のレッスンでも必要なものを工作するのも日常茶飯事です。いくらでも時間をかけてしまうおそれがあります。
メインの仕事ではないのですが細々としたものが毎日のように出てくるので、正確な作業が必要になります。
子ども英会話講師の仕事内容まとめ
レッスンをするだけではない、子ども英会話講師の仕事のご紹介でした。
私は始めた時に結構たくさんの課題があってめんどくさいと感じた記憶があります。
ただ振り返ると、そういっためんどくさいことが役に立ってた実感もあります。
会議とか研修は行く前すごくめんどくさいけど、これがなかったらすごく独りよがりな教え方をしてたんだろうな、とかね。
経験年数でお給料が微増するので、地道にコツコツやっていくのが1番です。
子ども英会話講師を目指す人は、これを参考に頑張って下さいね。
ありがとうございました。
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