こんにちは。りょうです。
いよいよ東京オリンピックが今年開催されますね。
私の周りでもこの機会に通訳ガイドの資格取得して、実際オリンピックで活躍したいと情報を集めている人もいます。
さてその通訳ガイドですが、私は取得前
「各地の観光地を回りながら英語を使って仕事できるなんて最高!英語と旅が大好きな私にぴったり!」
と思っていました。すごくワクワクしてたのを覚えています。
そして実際資格取得して何度かお仕事をさせてもらって
「やっぱり楽しくて最高!」
と思っています。
一方で、こんなはずじゃなかった!などなど予想以上に大変なことも確かにありました。
そこで今通訳ガイドに憧れてる方。資格取得を目指している方。資格を持ってるけど、不安で仕事への第一歩が踏み出せない方。
そんな方へ英語通訳ガイドの仕事内容、理想と現実をお届けします。
英語通訳ガイドの仕事内容
初めに英語通訳ガイドの仕事内容を簡単に紹介します。
1.ガイドする場所を下見
通訳ガイドの仕事の中で一番時間をかけるべきです。そしてこの下見で当日のガイドの良しあしが決まります。
まずゲストの要望を満たすために、事前にある程度好みや行きたい場所・食べたいものやリクエストを聞いておきましょう。
ほとんどの場合、実際のガイド日より前にゲストとメールなどでやりとりできるはずです。(当日いきなり現地でハジメマシテパターンもあるけど)
そして、ゲストは初めての場所を旅行するわけで、様々なプラン変更を要求してきます。
観光先・食事・交通手段などなど。
なので、とにかくあらゆる変更希望にも対応できるようにプランA・B・Cくらいまで用意しておきましょう。
公共交通機関を利用する場合は、ダイヤのチェックや混み具合のリサーチも必須です。
2.実際にガイドする
いざガイド当日、事前に下見をしているのでプラン通りに淡々と進めるだけです。下見がちゃんとしていれば、当日焦ることもありません。
さて1人では気にならなかった移動時間も、当日はゲストと一緒なのでなにか話さないと気まずいですよね。
なにか話せるネタを持っておきましょう。
3.報告
通訳ガイドとして登録している先の会社によりますが、報告義務があるところが多いです。
ガイド開始から終了時間や、観光した場所・使った交通機関など。

英語通訳ガイドの理想と現実
・理想と現実にギャップがあったこと①→仕事の獲得
英語通訳ガイドを取得したら毎日あちこち回って日本を紹介して・・と思っている方。
甘いです。特に最初は仕事を獲得するのが一苦労です。
いろんな団体や会社に登録してみたり、研修に参加したりと地味な活動をたくさんしなくてはなりません。
そしてやっと仕事がきたと思ったら、次の仕事は半年後とかザラです。
4月と11月は仕事が比較的多いのですが、一年通して仕事があるわけではありません。
なので一家を支えるだけの収入は難しいかも。
・理想と現実にギャップがあったこと②→日本文化に対する温度差
こちらとしてはせっかく日本に来てくれたのだから、日本の文化や施設を紹介したいと思ってしまいますよね。
しかし、中には「神社は結構です」というゲストもいらっしゃいます。
「見飽きた」とか「地味」とか、理由は様々なんですけどね。こっちとしてはゲストの要望には答えないといけないから、神社をパスして時間が余るってことも何回かありました。
・理想と現実にギャップがあったこと③→日本食に対する温度差
ずばり日本食評判良くないです。アレルギーとか食べれないならまだわかるけど、ただ嫌いという人も少なくありません。
今まで鉄板だったのはマクドナルドですね。あとファミレス。
「焼きそばがいい!」というゲストもいました。
日本ぽい食べ物を、と日本食店とか予約しないほうがいいですよ。
・理想と現実にギャップがあったこと④→距離感
英語通訳ガイドのイメージで「ゲストとワイワイ仲良く、お話しながら観光地回る」みたいなところありませんか。
私はそう思っていました。
そういうゲストもいますけどね、とても無口なゲストもいます。
お互い初対面なので、距離感は毎回探り探りです。ガイド終盤にやっと打ち解ける感じ。
基本的には一方的に話すのではなくて、相手の話を聞いてあげるのがいいと思いますよ。



英語通訳ガイドまとめ
思い描いていた理想と違う部分はいくつかあったけど、それでも通訳ガイドの仕事はとても楽しくてやりがいがあります!
英語を勉強している主婦の方にはピッタリではないでしょうか。
そしてやっぱりガイドはこちらの「紹介したい」という気持ちよりも、相手の「こうしてほしい」の気持ちを大事にするべきです。
日本を知ってほしい!見てほしい!という気持ちも、行き過ぎると「押しつけ」になってしまいますしね。
興味を持たれた方は、一取得を検討してみてはいかがでしょう。
ありがとうございました!
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