こんにちは。りょうです。
TOEICの高スコアは取得しておくといいことがたくさん。


そんなTOEICですが、最も基礎であり重要な英単語・熟語を覚えてもなかなか定着しないというお悩みをお持ちの方にアドバイス+使えるクイズサイトの紹介です。

目次
TOEIC単語数
TOEICで高得点(700点以上)を取るためには約4,000語以上の単語数が必要と言われています。
中学校では1,200語程度、高校では1,800語程度を覚えているはずなので、そこから倍ちょいですね。(ちなみに2020年度以降は中学校で1,600~1,800語程度、高校で1,800~2,500語程度、高校卒業レベルで4,000語~5,000語)

TOEIC単語を定着させたい
TOEICで単語が大事なことはわかったけど、英単語って一度覚えてもなかなか定着しない。
そんなお悩みをお持ちの方へ、単語を定着させるためのアドバイスです。
英単語には短期間でくりかえし触れる
記憶に関する有名な実験のグラフを見てみましょう。
このグラフからわかることは、何かを記憶してから例えば1日後には再び記憶するのにかかる負荷が1回目の67%(100%-33%)で済むという意味だそうです。
つまり1回目より2回目のほうが覚えるのにかかる手間が少ないということですね。
ということは、効率的に長期間記憶しておきたい場合には、それを最初に習ったその日のうちに必ず復習をしておく。早い段階で復習すればするほど、記憶しなおす負荷を節約して効果的に反復学習ができるからです。
さらに1日後・3日後・1週間後と時間をおかずに何度も復習すれば、今度は脳に「これは大事な情報だ」と思ってもらうまでの負担が少なくてすむ、つまり効率的に記憶量を増やして良い成果を出すことにつながります。
以上からよく言われる「どのタイミングで復習したらいいのか」に対する答えは「早ければ早いほど負担が少ないよ。あとは自分のタイミングで」となりますね。

TOEIC英単語アウトプットを意識する
TOEICに限らず英単語を覚える(インプット)方法はいろいろあります。

自分に合う方法を見つけてくり返すのが近道ですが、このインプットに関してはたくさん情報が出ているので置いといて、今回はアウトプットの話です。
アメリカはパデュー大学のカーピック博士という人がワシントン大学の学生を対象に、スワヒリ語を40単語覚えてもらうという実験を行いました。
(詳しい実験内容は省きます。興味のある人は調べてね。)
この実験結果から、記憶の定着には暗記(=情報のインプット)ではなく、テスト(=記憶のアウトプット)が重要だということが分かりました。
具体的には「丸暗記する」といったインプットの学習よりも、「問題を解く」というアウトプットの学習の方が2倍以上の効果をもたらします。
インプット3:アウトプット7
どのくらいアウトプットすればいいの?
記憶効率を上げる黄金比は「インプットが3に対してアウトプットが7」だ。勉強に脳科学を取り入れるべし。
(Study Hacker|インプットとアウトプットには黄金比あり! 脳科学で「勉強」「記憶」の効率を劇的に上げる。)より
アウトプットが7って結構多くないですか。とくに今まで英単語は覚えるだけだったみなさん、苦労して覚えてきた分今後はどんどんアウトプットしていきましょう。
TOEIC単語アウトプットに最適サイト
ではTOEIC英単語のアウトプットに最適なサイトをひとつ紹介しますね。
4択クイズ形式でがんがんアウトプット学習ができるサイトです。
TOEIC600〜900レベルの、4000単語と1200熟語を掲載。
ひたすらクイズに答えるという、単純ながらも効果が高いアウトプット学習が手軽にできるサイトです。
スマホでも快適に学習できて、ちょっとした空き時間や移動時間も勉強時間にできるので、インプット学習で疲れたときにでもサクッとアウトプットを取り入れられますね。
またTOEIC 600〜900レベルの単語と熟語のどのレベルからでもスタートできるので、どんどんハイレベルな単語や熟語にも挑戦できます。
私も挑戦しましたが、一見覚えているような単語も4択のテスト形式で出されると、あやふやな記憶であることがわかってしまうんですよね・・・。
まさに「覚えたつもり」になっているだけ。一番危険な状態。
そんな自分のやばい状態を理解できます。
そしてそこからどんどんアウトプットで正答率を上げていくことで、単語定着率は一気に上がりましたよ。

TOEIC単語まとめ
TOEIC単語のまとめです。
TOEIC単語の定着には
- くり返しの学習
- アウトプット重視
が今回伝えたいことでした。
ひたすら単語帳と向き合ってインプットばかりに力を入れている人は、参考にしてみて下さい。
一気に伸びるかも。
ありがとうございました。