こんにちは。りょうです。
今回は私の子ども英会話教室でのレッスン計画6年分(小学校6年分)をざっくり紹介します。
子ども英会話教室を長年やっていると、だんだん「この年齢になったらこの活動を始めたら効果が大きそう」とかわかるようになってきます。
今までも他人の意見や脳科学?的なデータを見て知識としては知っていましたが、やっぱり自分で経験してみると違う部分もありました。
英会話教室をやっているみなさんもいろんな情報を参考に、オリジナルのレッスン計画を作成してみてはいかがでしょう。

目次
子ども英会話教室レッスン計画
1年目(小学1年生)~3年目(小学3年生)
使う教材
- WE CAN textbook
- WE CAN workbook
松香フォニックスというところの教材で、6冊のコースブックになっています。私の教室では3年分を小学校低学年で使っています。
レッスンの進め方
ざっくりしたレッスンの流れです。
- 【あいさつ(歌)】☆まず英語の歌でレッスンスタート!
- 【カードゲーム】☆カードを使ったゲームORアクティビティ。いろんな種類のカードでボキャブラリー強化です。
- 【textbook】☆text に沿って活動。歌や英語でのやり取り、いろいろです。
- 【アルファベットプリント】☆アルファベットのプリントしてます。こちらからDL可。
- 【workbook のチェック】☆workbook のチェックです。宿題をちゃんとやってきたらシールをあげます。
- 【おわりの歌】☆おわりの歌を歌って出席表にシール貼ってバイバイ。
低学年のうちは耳を育てることを意識しています。たくさん英語を聞かせてあげましょう。体を動かしながら飛んだり跳ねたり、楽しく過ごせる空間が理想ですね。
4年目(小学4年生)☆目標英検5級
使う教材
- 中学校検定教科書
- 検定教科書準拠ワーク
- 宿題プリント
検定教科書とは、文部科学大臣が教科書として適切だと認めたものです。英語では6種類あります。
・NEW HORIZON(ニューホライズン)
・Sunshine(サンシャイン)
・NEW CROWN(ニュークラウン)
・TOTAL ENGLISH(トータルイングリッシュ)
・ONE WORLD(ワンワールド)
・COLUMBUS21(コロンブス21)
ほとんどの中学校で NEW HORIZON か NEW CROWN が採用されているようですね。とはいえ、どの教科書もあまり難易度は変わりません。
検定教科書のいいところはこちらです。
- 文法事項に沿って少しずつ進んでいく
- ある程度の長さの英文がある
- 安い(1冊328円)
です。文法に関しては市販でもよさげな本がたくさんありますが、ある程度の長さの英文が載っていてリーディング+リスニングも一緒に取り入れたかったので検定教科書を採用しました。
やっぱり文科省に認められてるだけあって、ちゃんとしてるしありがたい。
あと保護者に買ってもらう教材なので、安さは大きな魅力です。
(検定教科書購入の際は、取り扱い書店に発注しましょう。生徒が通うであろう中学校名を聞かれたりします。そもそも学校に卸す用なので、個人塾での発注はめずらしいかもです)
私の教室では COLUMBUS21 を使っています。
こちらを選んだ理由は
- 生徒が通うであろう中学校とは違う教科書がよかった
- パッと見表紙がかっこいい
です。どの検定教科書でもあまり大差ないので、お好みで選びましょう。
*2021年度より中学校の教科書は大きく変わります。検定教科書もすべてリニューアルします。
ちなみに宿題プリントとは、教科書の文法に沿って自作したオリジナルプリントです。
こんな感じの。

レッスンの進め方
- 【あいさつ】☆まず英語のあいさつです。既習表現を使うように意識します。
- 【前回の復習・単語テスト】☆復習は必須。単語、リーディングテストもよくします。
- 【カードゲーム】☆カードを使ったゲームORアクティビティ。「動詞」「形容詞」など。
- 【教科書】☆教科書に沿って活動。
- 【準拠ワーク・宿題プリントのチェック】☆「書く」「聞く」がメインの宿題。
だいたい小学3年生の3学期でローマ字を習います。また、4年生あたりから文法を理解できるようになるので、うちの教室では4年生からガラリとレッスンスタイルを変えています。(月謝も上がります)
低学年でたくさん聞いてきた英語の音を文字と結び付ける作業。
大変ですが、この作業をせず音だけの英語で終わってしまうと中学校に入った時めちゃめちゃ大変な思いをします。

5年目(小学5年生)☆目標英検4級
使う教材・レッスンの進め方は4年目と同じです。(もちろん使う教科書はCOLUMBUS21の1から2にレベルアップします)
ただひとつの違いは、5年目から単語帳を使うことです。
その年の子どもたちによりますが、使う単語帳はだいたいPASS単5級か4級です。
4年目までは単語は教科書に出てくるものだけ、テストも単語を見て意味が分かればOKでした。(それでも英検5級は受かります)
5年目からは
教科書レベルの単語は書けるように、単語帳の単語は見てわかるように。
が目標です。
6年目(小学6年生)☆目標英検3級
6年目も基本的に使う教材・レッスンの進め方は4年目と同じです。
使う単語帳がPASS単3級にレベルアップします。
中学校に入るまでに、英検3級取得できてれば合格ですね。
子ども英会話教室でのレッスン計画まとめ
子ども英会話教室でのレッスン計画でした。
何年も思考錯誤して、現在はこんな感じに落ち着いています。
英検の合格率もなかなかよいので、しばらくはこのスタイルで行く予定ですが、随時アップデートしてさらによいレッスンを目指したいです。
参考にしてくださいね。
ありがとうございました。

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