こんにちは。りょうです。
英語ができるしボランティア活動してみたい、そんなあなたに。
今回はその英語通訳ボランティアの現場から、臨場感あふれるレポです。
平気な顔して通訳してるけど、実は内心パニックの様子がわかってもらえるかと。
英語通訳の仕事はハードルが高くても通訳ボランティアなら誰でも応募できます!
そして通訳ボランティアは参加のハードルは低いですが、やってみることで「通訳経験アリ」になれます。


英語通訳ボランティアに参加したきっかけ
英語通訳ボランティアやってみたいけどどうやって参加するのかわからない方のために。
いろんな方法がありますが、今回は自治体が募集している英語通訳ボランティアです。
わが町では2年に1回、オーストラリアから中高生がホームステイにやってきます。そこで町が英語通訳のボランティアを募集していたので、軽い気持ちで応募してみたのがきっかけ。
応募条件は特になかったように思いますが、強いて言うなら「英語が好きな人」くらいは記載されてたのかも。
とにかくたいして通訳の経験がなくても応募すれば通ってしまうという、そんなボランティアです。
今年は私の仕事が忙しいこともあり、ディナーパーティーのみの参加でした。
ほかにも
- 空港で英語通訳ボランティアのパンフレット
- 地域の施設で日本語を教える
- 国際交流館で日本の文化を体験してもらう
など、いろんな英語ボランティアが募集されています。お住いの自治体でチェック!

英語通訳ボランティアの現場
英語通訳ボランティアの現場です。さて今年ももはや顔なじみとなった女性の通訳ボランティアさんと一緒。
ボランティアとはいえ通訳、相手の言うことは全部聞き取れているに違いない。そう思いますか?
残念ながら全然違います。私の場合は。
相手が話し始める度に全神経研ぎ澄ませて集中!それでも聞き取れないときもある。
毎回冷や汗モンです。
もう誰も話し始めないで~!と心で叫びながら、平静を装い笑顔キープ。
同じボランティア通訳で来てはる人のレベルの高さに圧倒されたり。
ではさらなる心境を箇条書きでご紹介。
- そもそも英語どうこうより、私にはコミュニケーション能力が無いんじゃない?そのくせに取り繕ってばっかりで恥ずかしい!とか卑屈になったり。
- 特に一方がジョークなんか言おうものなら、もうプチパニックですよね。通訳した後に笑いが起きなかったらスベった思わせてしまうし。(大阪人魂)
- 固有名詞(有名なオーストラリアの俳優とか)なんて知らんしもう勘弁してください。何回知ったかぶりで「ンフ~ンフ~」とか言ったことか。
- さらにオーストラリアの発音に慣れません。「day」は「デイ」と発音すると習ったんです。「ダイ」とか発音されたらもう人名にしか聞こえません。
正直、笑ってごまかしたことも何度もありました。逃げてしまった。
すみません。。そんな気持ちで。
それと、ディナーパーティーとはいえ通訳しながらの席となると、ほとんど食べられません。
ゲストとホスト、両サイドの話に耳を傾けてないといけないし、急にどっちかが話し始めた時に口もぐもぐしてたらアカンし。

英語通訳ボランティアコミュニケーションのコツ
さて英語通訳ボランティアの現場ではパニックが起きていたわけですが、そこでひとつコミュニケーションのコツをつかみました。
- ずばり相手の目をしっかり見て会話すること
英語だけじゃなくジェスチャーや表情も含めることで、読み取りやすくなるのでしょう。
コミュニケーションを通して受け取る情報のうち、視覚からの情報は55%を占めるそうです。
・・と、こんなん当然のことのように思いませんか?
けども「知ってる」と「理解している」の間にはとても高い壁があります。
私も知識としては「知って」いました。
ただ実生活で意識することもなく、ほんとうに文字として理解していただけ。
でも英語通訳という仕事をやり続けているうちにだんだんと「理解」してきました。コミュニケーションには言葉以外の要素がどれだけ重要か。

通訳の方が大変な部分もあるんだね
英語通訳ボランティアレポまとめ
英語通訳ボランティアをやってみたいけど自信がないという方。
大丈夫、顔は笑ってても心で焦ってる通訳者もいますから。
というよりみんな初めはそんなもんだし、緊張しながら失敗しながら経験を積んでいってプロの通訳者になれるのではないでしょうか。
またボランティアとはいえ英語通訳を経験したという実績ができたことになるので、その後通訳の仕事も探しやすくなるというメリットもあります。
英語通訳ボランティア、チャンスがあったらぜひ飛び込んでみて下さいね。
以上通訳レポでした。
ありがとうございました。
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