中学校で初めて英語にふれる子どもたちに中学校教員からのアドバイス

教員

こんにちは。りょうです。

みなさんは学生時代、英語の授業は好きでしたか?

ベネッセ教育総合研究所によると、英語が「得意」と回答した生徒は4割強。英語を苦手と感じるようになった時期は「中1の前半」と「高1の前半」が多かったそうです。

さて最近では小学生のうちから英会話教室に通う子がとても増えていますね。そこで子ども英会話教室から中学校英語にスムーズに移行するコツを以前書きました。

子ども英会話教室から中学校英語にスムーズに移行するためのコツ
会話重視の子ども英会話教室から文法メインの中学校英語にスムーズに移行するためのコツを、私立中学校で英語を教えながら子ども英会話教室を開いている私が、実体験を交えつつお話しします。中学校にあがる前に英語に関して何をしておけばいいのか、確認しておきましょう。

今回は英会話教室に通っているわけでもなく、小学校の授業だけしか英語に関わっていない子が、中学校英語につまずかないためのコツを紹介します。

私立中学高校でバリバリ現役英語教員している私から見たアレコレをどうぞ。英語が苦手になるという「中一の前半」を乗り切りましょう。

 

中学校英語に入る前にやっておくべきこと

まず小学生の英語の授業。これはALTの先生と一緒にコミュニケーションを取り合うのが主流です。あとは簡単な英単語ですね、色や果物・動物など。

それが中学校に入ると急に英文法・長い文章を読む・大量の英単語暗記と、やるべきことが一気に増えます。

他の教科と違って、英語は中一でつまずくとそこからさっぱりついていけなくなります。

そこでまず、できれば中学校英語に入る前にやっておいてほしいことを2つだけあげますね。

フォニックス

フォニックスって知っていますか。

フォニックス(英: Phonics)とは、英語において、綴り字と発音との間に規則性を明示し、正しい読み方の学習を容易にさせる方法の一つである。英語圏の子供や外国人に英語の読み方を教える方法として用いられている。

フォニックスでは例えば「発音 /k/ は ckck のどれかで書かれる」のように、ある発音がどの文字群と結び付いているかを学び、それらの文字の発音を組み合わせて知らない単語の正しい発音を組み立てる方法を学ぶことができる。

日本語はひとつのひらがなに対して読み方がひとつなんですけど、英語ではそうはいかないので、その読み方の規則を教えてくれるのがフォニックスです。

良くも悪くも日本では小学校3年生でローマ字を習いますよね。

そこで習うローマ字の音は、英語と同じ場合もあれば違う場合もあります。

(例えば "How" 。ローマ字読みから抜けられない子はいつまでたっても「ホゥ」って読んでしまいます。)

そこを補うものとしてフォニックスを知っておくと、スムーズに英語を読めるようになりますよ。

英単語

英単語はできるだけたくさん覚えておきましょう。

フォニックスと同じく、ローマ字から抜け出せない子はとくに苦労します。

("Lion" を "Raion" と書いちゃったり)

中学校の英語は英単語に厳しく、スペルはかなり細かく言われます。

 

中学校英語やらなくていいこと

中学校英語に入る前にあえてやらなくてもいいことです。

  • 英文法

です。

子ども英会話教室に通っている子は、小さいころから英語に慣れ親しんでいるので小学校高学年で少し触れるのもいいですが、初めての子はやめておきましょう。

英語はお勉強で、楽しくないものだと思ってしまうおそれありです。

 

中学校英語につまずかないための授業の受け方

中学校英語につまずかないための最大のコツは授業の受け方にあります。

授業はちゃんと聞く

当然なんですけどね。中学校英語につまずかないために授業をちゃんと聞くっていうのは。英語に限らずすべての授業で。

初めての英語の授業で身構えてしまう子もいますが、最初はアルファベットや単語などものすごく簡単です。

なので1学期の初めの段階で「英語って簡単!自分にもできる!」って思ってもらうためにも、英語に対するハードルは低くしておきましょう。

りょう
りょう
学校の授業中に寝てて、放課後塾に通う子には矛盾しか感じない
成績の問題だけじゃなく、お金もだいぶかかってそうだね
主夫
主夫

宿題はちゃんとやる

先生方は、今必要な力を生徒にきちんとつけておくために宿題を出します。決してイジワルで宿題を出しているわけではありません。

本来授業をちゃんと聞いて出された宿題をやっていれば、それだけで問題はないはずです。塾に行かずとも受験に対応できるはずなんです。

それをやりもせず、朝方3時4時までスマホでゲームしてて授業は寝てて、それで成績が伸びないのを「学校の授業が悪い」と言ってくる子ども(&子どもは何も悪くないと信じる保護者)の多さにはびっくりです。

毎日英語にふれる

中学1年生は英語の授業が週に4回あります。

宿題は先生の裁量によりますが、できればその宿題を毎日少しずつこなすようにしましょう。

「授業中に宿題終わらせる!」とはりきってる子もいますが(宿題をやらないよりは断然いいのですが)、毎日英語に触れることは英語上達への近道です。

とくにリスニングは毎日聞くことで、三年時にはだいぶ成長していますよ。

 

中学校英語まとめ

中学校英語につまずかないためのコツでした。

英語は高校入試だけでなく大学入試でもとても重要です。

英語さえできればどこかの大学には入れます。

そしてその後の人生でも、英語ができれば自分の幅が一気に広がっていろんな場面でメリットが感じられますよ。

その入り口の中学一年生でつまずくことなく、英語が好きになってくれますように。

ありがとうございました。

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