ひとり旅で、気ままに街や景色を歩いています。
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好きな本↓
今回は高野口。
高野口とは和歌山の高野山の入口、みたいな場所で、高野山のふもとにあります。
JR和歌山線高野口駅があるんですが、1時間に1本ていどしか電車がないので注意。
わたしは以前、このあたりの通訳をしたことがあって、雰囲気も穏やかで大好きだったので、今回再訪しました。
まずは丹生酒殿神社です。

この時期にこちらへ伺ったのは、このいちょうの大木。
散り始めでしたが、散っている分黄色の絨毯。
とても素敵でした。
数年前まではこの神社には隣接の駐車場しかなく、そこへ行くのにめっちゃ狭い道を通らなければなりませんでした。
それが今や、広い駐車場が大通り沿いにできていたので、アクセスしやすくなりました。
次に向かったのは、高野口駅近くにある「高野口乃湯」。


古民家を改装して銭湯にしたという、めずらしいパターン。
小さいですが露天風呂もあり、サウナ(別料金)もあり、なかなか充実の時間を過ごせました。
温泉ではありませんが、炭酸風呂や水風呂・月代わりのお風呂など、内装もレトロで可愛くて良かったです。
さてお昼ご飯には「高野蕎麦ここね」。

お蕎麦屋さんです。
十割蕎麦を古民家で楽しむことができます。



「十割はボソボソ切れる」というイメージとは違い、コシが強く、つややかでなめらかな喉ごし。
蕎麦かりんとう・黒豆がサービスでついてきて、最後には蕎麦湯を楽しむことができました。
最後に伺ったのは、一番の目的であるカフェ「葛城館」です。
こちらは高野口駅の目の前にありまして、ドーンとした見た目がまず魅力的。

かつて高野山へ向かう旅人が足を休める旅館だったものが、当時のまま残っています。
改装して2024年にカフェとしてオープンしたそうです。
まず入口がめちゃでかい。
そして玄関(靴ぬぐところ)がめちゃ広い。
玄関に入ったら、結構急な木造の階段をのぼります。

足腰が悪い人にはきついかもしれないレベルの階段でした。
2階に案内していただき、高野口駅を眺めながら、窓の古い感じ(なんかモヤモヤした模様?みたいなのが入ってるやつ)を観察していました。
素敵です…!

メニューはデザート系のみで、わたしは「ほうじ茶バスクケーキ」を注文。
これがとてもおいしかったです。
濃厚で、しっかりほうじ茶の風味もあり。
生クリームをつけて食べたら最高。

絶対また来たい!
そう思えるお店でした。
ちょっとアクセスが大変ですが、ぜひ行ってほしいお店です。
ちなみにわたしはオープンと同時に入店しましたが、退店するまでに満席になっていました。
平日の昼間でコレなんで、日曜日は並ぶのかもしれません。
平日も毎日開いているわけではないので、インスタなどチェック必須です。
今回はわりと近場の日帰り旅行でしたが、満足度高かったです。
旅行って行ってしまえば後悔することは絶対ない!
めんどくさがらずに、とりあえず出かけてしまいましょう。

