こんにちは。りょうです。
英検のなかでも
- 対策がしやすい
- 対策すれば高得点がねらいやすい
で有名(?)なライティングについての記事です。
採点基準や方法をふまえてのライティング対策をすることで、効率的に合格点へともっていけます。
英検の前日でも役に立つので、ぜひ読んでください。
目次
英検ライティング採点基準
英検ライティングの採点基準
解答は4つの観点で採点されます。
それぞれ4点満点で評価されますよ。
- 観点(1)内容 課題で求められている内容をちゃんと書けてるか
- 観点(2)構成 英文の構成や流れがわかりやすいか
- 観点(3)語い 課題に合った語いを正しく使えているか
- 観点(4)文法 文法的に正しい英文が書けているかどうか
英検ライティングの採点は減点方式
英検のライティングの採点は減点方式です。
「加点方式」とは、良いところを見たらそれをプラスとして加点、逆に「減点方式」とは、悪いところをみたらそのたびにマイナスするという考え方
この減点方式を意識した時に、気をつけたいポイントは
- 絶対にスペルに自信のある単語だけを使う
- 絶対にミスらない自信のある文法だけを使う
- 自分の意見ではなく書きやすい意見を書く(個性を消す)
- 採点者に減点させるスキを与えない
です。
たとえば「おなかがすいた」と書きたい場合
- I'm hungry.
- I'm starving.
と、いくつか言い方がありますよね。
こんなときには迷わず I'm hungry. を選びましょう。
とくに新しい単語を覚えたての人がやりがちなんですけど
「難しい単語を使って加点をねらおう!」という考え方。
絶対NGです。
なぜなら英検のライティングは減点方式だから。
I'm hungry. なら単語・文法ともに完ぺきなので採点者も減点できませんが、 I'm starving. で万が一スペルをミスれば減点です。
もったいないですね。
英検ライティング対策
では採点基準をふまえたうえでの英検ライティング対策です。
英検のライティング対策3級
英検のライティングの最大のポイントは、型に沿って書くということです。
- 自分の意見主張(I think~)
- 理由(This is because~)
- 理由その2(Also,~)
- 自分の意見再主張(That's why~)
まずは3級。4段落構成で、このかたちに沿って書けば満点ねらえます。
ポイントは、1.の自分の意見主張のところでは、TOPICの文をほぼパクるという点。
たとえば
Question
Do you like going to festivals in summer?
というお題だとしたら、1文目は
Yes, I do. I like going to festivals in summer.
です。
結構お題そのままですよね。
英検のライティング対策準2・2級
- 自分の意見主張(I think~)
- 理由(First~)例(for example~)
- 理由その2(Second~)例(for example~)
- 自分の意見再主張(That's why~)
準2・2級も基本的に3級と同じです。4段落でいきましょう。
1.の自分の意見主張のところでは、TOPICの文をほぼパクりましょう。
Question
Do you think there should be more sports programs on TV?
というお題なら、1文目は
Yes, I do. I think there should be more sports programs on TV.
です。
なぜパクるのかというと、お題には間違いがないからです。
出題者が作成しているので、文法も単語も完ぺきなはず。
それを使わない手はないですよね。
英検のライティング対策準1・1級
準1級・1級も基本は同じ。
ただ1級では、自分の意見に対する理由が3つ必要ではありますが。
基本を押さえつつも、このくらいのレベルになると文字数を満たすためにもいろいろ書かなければなりません。
参考までに、各級のライティングでの必要文字数です。
- 3級 25-35
- 準2級 50-60
- 2級 80-100
- 準1級 120-150
- 1級 200-240
この文字数を満たすためにも、同じような内容をいろんな方法で表現できる力をつけるのがおすすめです。
イメージとしては、ライティングの骨格は3級からずっと変わらず、肉付け(表現力)の部分を上げていくイメージです。
英検のライティング採点まとめ
英検ライティングの採点基準と対策でした。
英語教室や高校で、毎回たくさんの受験者を見ていますが、英検のライティングはほんとに対策がしやすいです。
さらに、結果が出るまでに時間がかかりがちな英語学習において
ライティングは試験直前の対策だけでも結果がでやすい!
間違いないです。
うちの高校での英検対策は、英検の1週間ほど前に1回のみというのがパターンなんですが、この記事の対策を1時間徹底してやることでライティングでは毎回かなり高得点とれます。
ぜひ参考にしてください。
ありがとうございました。