こんにちは。りょうです。
リスニング力向上にかかせないシャドーイングの説明です。
通訳のトレーニングとしてもおなじみで効果も高いので、挑戦してみてください。
レベル別にそれぞれおすすめ教材を紹介していますが、一度聞いてみて7~8割程度理解できるものを選んでくださいね。
また長すぎるとだれるので、1~2分程度の英文を選びましょう。
目次
シャドーイング効果
シャドーイングの効果はいろいろあります。
- リスニング力アップ
- スピーキング力アップ
後述しますが実際自分も声を出すトレーニングなので、英文の細かいところまでなんとか聞き取ろうとします。
聞き流すだけじゃなく集中して聞くので、リスニング力向上につながりますね。
また、実際に英語を口から出すってものすごく重要。
日本にいると、意識していないとなかなか英語を口から出す機会ってありませんよね。
そこを、シャドーイングを通して毎日英語を話すことを習慣づけてしまえば、いざスピーキングをする場面が来ても口から英語が出てきやすいです。
スピーキングの練習は口から英語を出す以外にないので。
シャドーイングやり方英語初心者編
シャドーイングやり方
シャドーイングとは、テキストを見ずに英語の音声を聞いて、数秒後にその音声を復唱するトレーニング方法です。
例えばこの音声を聞きながら、数秒おいて自分が話し出す感じ。
- 音声:Maybe it went into your junk mail folder.
- 自分:ーー(数秒)ーー Maybe it went into your junk mail folder.
ではシャドーイング初心者のトレーニング手順です。
- 英文の内容を把握する
- テキストを見て音読×10
- テキストを見て音声に続けて声を出す(オーバーラッピング)×10
- テキストを見ずに音声に続けて声を出す(シャドーイング)×10
まずは単語を調べたり日本語の訳を見たりして、全体の内容を把握しましょう。
英語初心者の段階で耳だけを頼りにシャドーイングしてしまうと、間違った解釈のまま何回も読んでしまうおそれがあるので。
ちなみに回数は目安ですが、最低このくらいはこなしたいですね。
シャドーイングおすすめ教材
英語初心者におすすめのシャドーイング教材です。
シャドーイングやり方英語中級者編
シャドーイングやり方
シャドーイングの基本的なやり方は初心者編と一緒ですが、手順が少し変わります。
- テキストを見て音読×10
- テキストを見て音声に続けて声を出す(オーバーラッピング)×10
- テキストを見ずに音声に続けて声を出す(シャドーイング)×10
シャドーイングおすすめ教材
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- 速読速聴英単語シリーズ
英語中級者におすすめの教材の速読速聴英単語シリーズ。
短めの英文がたくさん載っていて内容も多岐に渡り、ちょっと難しいけど覚えておきたい単語が無理なく頭に入ります。
またレベルによってBasic~Businessまで6種類の中から選べるのも嬉しいですね。
シャドーイングやり方上級者編
シャドーイングやり方
シャドーイングの基本的なやり方は初心者編と一緒ですが、手順が少し変わります。
- 予備知識なしで耳だけを頼りにシャドーイング×30
- 言えなかった部分をチェック
- 言えなかった部分を言えるまで練習
初級・中級と違って初めにテキストを見ずに、完全に耳からだけでシャドーイングです。なので言えてなかった部分は後からチェックして言えるまで練習しましょう。
こちらの30回という回数も目安です。が、10回20回ではつかめなかった感覚が30回あたりからつかめてくるので、このくらいはがんばってください。
シャドーイングおすすめ教材
- FRIENDS
- BIG BANG THEORY
- SOUTH PARK
上級者ともなったら、教材というよりも日常で使われているような、生のネイティブの表現満載の素材を使いましょう。
FRIENDS/BIG BANG THEORYは海外ドラマです。huluで配信していますよ。
FRIENDSは比較的聞き取りやすくて、日常的に使うイディオムや表現がたくさん学べます。
BIG BANG THEORYは若者言葉や少し汚い言葉+早口なのでやや難しめ。
SOUTHPARKはもう、なんでもありの世界で面白いアニメですが、英語は鬼早。
それぞれ違った特長があるので、うまく組み合わせてトレーニングしましょう。
どこかで見たことあるようなキャラたちです。
シャドーイングレベル別やり方解説まとめ
英語のレベル別シャドーイング解説でした。
シャドーイングはやり始めてすぐに効果が出るものではありません。
少なくとも3か月ほどは続けてみましょう。
習慣に組み込んでしまえば、あとは勝手に英語は上達するので、信じて続けるだけです。
がんばりましょう!
ありがとうございました。
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