オーバーラッピングとシャドーイングの違い!効果的なやりかたのコツ

英語勉強法

こんにちは。りょうです。

英語を勉強していると、このオーバーラッピングとシャドーイングという勉強法は聞いたことがあるかと思います。

私は毎朝、この両方を欠かさず行っていて、トータルでかなりの時間を費やしてきました。

そのオーバーラッピングとシャドーイングの違いや効果的なやり方についてまとめます。

英語のリスニング勉強法の決定版!これさえやっておけば勝手に上達します
英語のリスニング力を最速で向上させるためには近道はありません。地味なトレーニングを続けること、これだけです。中でも効果が高いディクテーションとシャドーイングの方法をご紹介。いつでも低コストで始められるのでぜひお試しください!

 

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オーバーラッピング

オーバーラッピングとは、スクリプトを見ながら英語の音声を聞いて、音声と同時に発声するトレーニングです。

Maybe it went into your junk mail folder.

例えばこの音声を聞ききつつ、スクリプトを見ながら音声と同時に発声します。

シャドーイングと違って間隔を開けずに、音声にかぶせて声を出します。

  • 音声:Maybe it went into your junk mail folder.
  • 自分:Maybe it went into your junk mail folder.

 

シャドーイング

シャドーイングとは、テキストを見ずに英語の音声を聞いて、数秒後にその音声を復唱するトレーニング方法です。

例えばこの音声を聞きながら、数秒おいて自分が話し出す感じ。

 

  • 音声:Maybe it went into your junk mail folder.
  • 自分:ーー(数秒)ーー Maybe it went into your junk mail folder.
りょう
りょう
秒数を長くあけるほど難しくなります
なるほど、オーバーラッピングとの大きな違いは
1.スクリプトを見るかどうか
2.音声を真似るとき間隔をあけるがどうか
だね
主夫
主夫

オーバーラッピングとシャドーイングの効果

私はかなりの英語勉強時間をこのオーバーラッピングとシャドーイングに使ってきました。

英語力向上にとても効果的です。

リスニング力の向上

かなり集中して細かい部分まで聞き取ってからオーバーラッピングとシャドーイングをすることで、リスニング力が格段に向上します。自分が発音できる英語は聞きとることもできるので、当然ですね。

自分の弱点がわかる

自分が特に苦手で毎回間違える英単語がわかってきます。

ちなみにわたしは "in""and""except""accept" をとてもよく間違えます。

そしてよく言われている "L""R" の発音はあまり間違えません。

リエゾン(リンキング)に慣れる

英語におけるリエゾンとは、文章中である英単語の末尾の音と直後の単語の先頭の音が連結して違う発音になる現象です。

ある程度のルールはありますが、最終的には「慣れ」。

何度も何度も聞いて発音することで、次第に慣れてきて聞き取れるようになります。

発音がうまくなる

英語の発音を上達させる一番の方法は「真似」だと思っています。

例えば "she""see" の発音は全然違うし、舌の使い方も違います。

これらの英単語を音声で聞いて、そっくりそのまま真似しようとすると、勝手に舌の使い方もマスターできてます。

とはいえ、舌の使い方を先に覚えてからトレーニングしたいという人にはコチラ↓

有名な本ですね!発音記号の違いによる下の使い方など図解されて入れ、とってもわかりやすいです。

オーバーラッピングとシャドーイングさえやっておけば英語力は落ちない

英語の基礎体力をつけるトレーニングなので(野球でいう素振りトレーニングのイメージ)、メンタルやられてしんどいときにはとりあえずオーバーラッピングとシャドーイングをしておけば間違いないです。

ただ、オーバーラッピングとシャドーイングだけやっておけば英語力はそうそう落ちないけれど、向上させ続けるには他のトレーニングも必要なので気を付けてください。

 

オーバーラッピングとシャドーイングの効果的なやりかた

ではオーバーラッピングとシャドーイングの効果的なやりかたです。このやり方では同じ英語の素材を使って、オーバーラッピングとシャドーイングの両方を一気にトレーニングしています。

・一回英文を聞く

まず、シャドーイングとオーバーラッピングに使う英文を、一回通して聞いてみましょう。全体的に何の話をしているのかつかんでおきます。

・ディクテーション

ディクテーションとは、聞き取った音声をそのまま書き取るトレーニングのことです。まずは集中して、一言一句聞き逃さないつもりでディクテーションしましょう。

詳しくはコチラ↓

ディクテーションの効果的なやり方を紹介!リスニング力向上には必須
ディクテーションで英語のリスニング力を向上させたい!そんな人に向けての記事です。英語はやみくもに聞き流すだけでは効果はあまり期待できません。細部まで徹底的に聞きつくすディクテーションの詳しいやり方を身に付けてリスニング力を向上させましょう!

・もう一回英文を聞く

ディクテーションを終えたら、その範囲の英文をもう一度聞いて、書き間違いや聞き落としがないかチェック。

・スクリプトチェック

書き取った英文の添削です。スクリプトを見て間違えた部分は赤で訂正しましょう。自分がどんな発音に弱くて、どの英単語を聞き逃しやすいかがよくわかります。

ちょっと見にくいですが、私は毎朝こんな感じですすめています。

・もう一回英文を聞く

添削をしたあとにもう一度英文を聞きます。「こう聞こえたけど全然違った」とか「この英単語、文中では音が消えてるやん」とかいろいろ気づきがあります。

・単語・文法・意味チェック

知らなかった英単語や構文を調べて理解しておきましょう。新しい表現はストックしておくと便利です。

単純なエクセルの表で十分。

・音読

では正しい発音・正しい意味・文の構造などがわかったところで、それらを意識しながらまず音読です。音読とは、ただスクリプトを読むということ。感情をこめて読みましょう。

・オーバーラッピングとシャドーイング

さてここからついに、オーバーラッピングとシャドーイングです。上に書いた「やり方」にそって、まずオーバーラッピング、英語が口になじんできたらシャドーイング、と進めましょう。

最初のうちは回数の目安として、オーバーラッピング10回程度・シャドーイング10回程度をおすすめしています。

もちろんたくさんやればやるほど効果はありますが、無理して続かなくなるのが一番怖いので。

あくまで目安なので、もっと少なくてもOK!

 

オーバーラッピングとシャドーイングまとめ

オーバーラッピングとシャドーイングについての記事でした。

英語力を向上させるためには避けては通れないトレーニングです。

早めに習慣に取り入れてしまいましょう。

ありがとうございました。

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りょう

25歳あたりから英語の独学開始→子育て中に旦那が主夫になる→英語教員免許取得→通訳・翻訳・子ども英会話講師・英語教員などしてます。 英検1級・TOEIC960・通訳ガイド・Tesol取得。

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