こんにちは。りょうです。
せっかく英語で会話をする機会があっても、全然会話が続かない!相手の言ってることはわかるのに、とっさに返せない。
そんな悔しい経験ありませんか?私も初めの頃は、返事はもっぱら
Yeah, OK, I know, well, you know
などのローテーションで取りつくろっていました。
しかしもったいないですよね!英会話をしている相手に「話続かないな」と思わせてしまうのは残念だしとても悔しいです。
そこで今回は、私を英会話がそれなりに続けられるようにしてくれた「英会話1000本ノック」の紹介です。
とても簡単なので、あらゆるレベルの方で英会話を続けさせたい方!ぜひどうぞ。
目次
英会話1000本ノック内容
出版日とページ数
- 2006/2/25出版
- 237ページ
著者のプロフィール
- スティーブ・ソレイシィ、アメリカワシントンD.C.出身
- 早稲田大学大学院政治研究科修了、現在は大学教員
- 岐阜県の学校で英語指導助手を務める。
- 「外国人のための日本語弁論大会」で優勝
- NHK教育テレビ『スティーブ・ソレイシィのはじめよう英会話』
- 日本語を習得したときの学習法+多数の日本人に英語を教えた経験から独自の英会話学習アプローチ開発
英会話1000本ノック。
話せるようになるにはとにかく「話す練習」を!をモットーに、とにかくたくさんの英語を話すこと、借りものではなく自分のことばで話すことを実現する本です。
簡単に内容を説明しますと、著者の1000の英語の質問に対して次々と答えていくという本。会話のキャッチボールの訓練ですね。
その質問内容は日常会話でよく受ける質問や、話をするキッカケになる問いかけなどすぐに使えそうなものばかり。
そしてこの「質問に次々と答える」トレーニングの中で、ソレイシィ氏考案の新学習法「3H方式」を使います。とてもユニークであり、効果的な方法。その効果的な使い方を説明します。
英会話1000本ノック使い方と効果
1000本ノックシリーズ使い方
・第1ラウンド
とにかくHitokoto(ひとこと)をすぐに返す。
とても簡単な例ですが、”Do you play tennis?”に対して”Yes, I do.”と返す、といった感じ。まず言葉を返すことで、次の展開へと進めることができます。
・第2ラウンド
最初のひとことにHosoku(補足)する。
”Do you play tennis?”に対して”Yes, I do.” そこからさらに
”I usually play tennis after school. ”といったように補足を加えます。
・第3ラウンド
会話のHazumi(はずみ)になることばを付け足すか、または相手に投げ返して会話をつなぐ練習です。
”Do you play tennis?”→”Yes, I do.” →”I usually play tennis after school. ”
からの”How about you?” ”Do you play tennis as well?”なんて言葉をつなげる。
このトレーニングを繰り返し続けて、瞬間的に返事ができるようになれば、どんなことを聞かれても大丈夫。自分のことばで答える自信がつきます。
やるべきことはとてもシンプルでわかりやすいので、初心者の方でも迷うことはありません。
他にも入門編・ビジネス編などがあります。
1000本ノックシリーズ効果
この本のいいところは、まずとても実践的なところです。
ただ聞いて読んで~だけで終わる教材ではなく、実際に質問に反応しなくてはいけません。
そこがとても効果的なトレーニングになります!
テキストには答えのサンプルが2パターンずつ掲載されていますが、CDに収録されているのは質問のみ。ポーズのあいだに自分で答えなくてはなりません。
CDのポーズ時間が3秒→6秒→10秒と少しずつ長くなりますので、その秒数の間に答えられるように繰り返し練習します。
徹底して「話すこと」を促されます。
今まで英語を勉強してきて、実際に自分のことを声に出して英語で話した時間がトータルでどれだけあったか、ちょっと考えてみましょう。テキストの例文をいくら丸暗記したとしても、自分のことを話したことにはなりませんよね。
また英語のリスニングトレーニングなどでは、集中して聞こう!と思って取り組んでも途中からはいつのまにか「ただボーっと聞いてるだけ」になりがちです。経験があるのではないでしょうか。
この本&CDでは自分の言葉で反応することが必須なので、頭の中ではフル回転で答え続けることになり、会話のキャッチボールの練習効果はバツグンです。
英会話1000本ノックこんな人におすすめ
あらゆるレベルの人に効果的な1000本ノックですが、特にこんな人におすすめ。
- 相手の会話にすぐに反応したい人
- 英検二次試験の練習をしたい人
- 英会話をもっと楽しみたい人
実際ものすごく簡単な受け答えですら、急にとなるとなかなか口から出てこないですよね。
”How are you?”って質問(というか挨拶)にも満足に答えられない。
反射的に”I'm good”とでも言えれば会話が続くのに、一度流れを停滞させてしまったらもう自然な流れの会話に戻すのは難しい。そんな悔しい思いを今まで何回もしたという人にこそ、この本に取り組んでもらいたいです。
なぜならこの本では
- 定番表現
- 自由な会話表現
と段階的に複雑な内容に進むように構成されているので、無理なくどんどん瞬発的に反応できるような仕組みになっているからです。
そして反応できるようになると、ますます英会話が楽しくなります。
また参考までに、「自由な会話表現」での内容の一部をご紹介しますね。↓↓
・Do you...?
・Are you...?
・Did you...?
・Do you...often?
・Where...?
・What...?
・When...?
・Who...?
・How...?
・What do you do...?
・Why...?
・Have you...?
・A or B?
・How+形容詞...?
・How do you like...?
・Don't you...?
・..., isn't it?
こういった質問に対して即座に反応できるような瞬発力を鍛えます。
英会話1000本ノックまとめ
誰もが知ってる簡単な表現でも使えなかったら意味なしです。
使えるようにするためには、単純な表現を何回も繰り返して脳の回路に入れ込んでしまうこと。
急な質問にもすぐ答えられる瞬発力をつけること。
ぜひ、やってみてくださいね。
ありがとうございました。
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