こんにちは。りょうです。
英語を勉強していて、1番大変なことはなんでしょう。
発音?リスニング?ライティング?
どの技能も大切ですが、最終的に結局「暗記」しなければならないことって結構多いです。
英単語や英文法がその代表ですね。
英語力の基礎になる大切な暗記。ついつい億劫であとまわしにしてしまいがちな暗記。
どうせやるなら、ぜひできるだけ効率よくたくさん、長期間覚えたいですよね。
私の場合はまず効率の良い復習のタイミングについて調べて、それを意識することによって暗記力(っていうのかな)がグンっと上がりました。
結論から言うと
- 時間を置かずに
- 何度もくりかえし
復習することが効率よく暗記する近道です。
今回はその暗記について、エビングハウス忘却曲線や脳の働きをからめながら記憶に効率よく定着させる方法を詳しく書いています。
暗記に自信のない方、ぜひ読んでくださいね。
エビングハウス忘却曲線とは
英単語に限らず記憶に関する話でよく登場するエビングハウスの忘却曲線を見てください。
19世紀ドイツの心理学者のヘルマン・エビングハウスが行った記憶に関する実験で分かった結果を表したグラフです。
このグラフからわかることは、何かを記憶してから例えば1日後に記憶した情報の33%を覚えているという意味ではなく、再び記憶するのにかかる負荷が1回目の67%(100%-33%)という意味だそうです。
さらに詳しい説明や実験内容は専門の方にお任せするとして、こちらでは結局どうやって暗記するのが1番効率がいいのか考察します。
エビングハウス忘却曲線から考える記憶へのアプローチ
さて先ほど、エビングハウス忘却曲線によると1度記憶したものを再び記憶するのにかかる負荷は、1回目の67%と言いました。つまり1回目より2回目のほうが覚えるのにかかる手間が少ないということです。
ということは、効率的に長期間記憶しておきたい場合には、それを最初に習ったその日のうちに必ず復習をしておきましょう。早い段階で復習すればするほど、記憶しなおす負荷を節約して効果的に反復学習ができるからです。
さらに1日後・3日後・1週間後と時間をおかずに何度も復習すれば、今度は脳に「これは大事な情報だ」と思ってもらうまでの負担が少なくてすむ、つまり効率的に記憶量を増やして良い成果を出すことにつながります。
以上からよく言われる「どのタイミングで復習したらいいのか」に対する答えは「早ければ早いほど負担が少ないよ。あとは自分のタイミングで」となりますね。
エビングハウス忘却曲線からわかること:時間を置かずに復習せよ
脳から考える記憶へのアプローチ
さて次に、脳内の記憶のメカニズムを見てみましょう。
脳は何度も同じ情報を受け取ると、その情報を「重要な情報」として短期記憶から長期記憶へ移行してくれます。つまり何度も繰り返し記憶することがまず大切です。
そして脳が情報を一時的に保存しておく期間は、約30日間だといわれています。30日を過ぎてしまうと短期記憶の中から放り出されて忘れ去ってしまうわけです。最初に覚えた時から30日以内に何度もくり返し同じ情報をインプットし続けることが、長期記憶に移行させる重要ポイントになります。
脳のメカニズムからわかること:繰り返し復習せよ
英単語を暗記するコツまとめ
エビングハウスの忘却曲線と脳の仕組みから考える記憶へのアプローチでした。
結果は前にも書きましたが
- 時間を置かずに
- 何度もくりかえし
日頃から情報をインプットすることが暗記の王道です。こういった地道な作業を継続できる人が最終的に成果を出すことができます。
そしてインプットをしたら、それ以上のアウトプットを忘れずに。定着率が一気に上がります。
ありがとうございました。
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