こんにちは。りょうです。
今回は難関と言われる英検1級の中ではたいして難しくない長文の対策です。
みなさんは英検1級取得者といえばどんな人を想像しますか?
英語がペラペラで、どんな難解な問題でも簡単に解ける人・・そんなイメージがあるでしょうか。
実際は取得しただけでは英語の達人とはいかないし、そもそも英検1級の長文読解はそこまで難しくないです。
Part1の単語が難しい分、この読解では満点を狙いたいところ!
では効果的な対策を見てみましょう!
英検1級長文読解内容
英検1級の長文は全部で5題あります。
語句補充問題×2と内容一致問題×3(約500語2題・約800語1題)です。
最後の1題はとても長く見開きを使って攻めてくるので、心の準備をしておきましょう。
内容は多岐にわたります。
私がぼんやり覚えている範囲だけでも
- フリーメイソン
- 独立国家の作り方
- アメリカ大統領選挙の話
といった内容を扱っていました。
うちの学校で中3で1級受かった子がいるんだけど、よくこんな話題に対応できたな。
英検1級長文読解レベル
英検1級の長文のレベルはどんなもんなんでしょう。
その前に、みなさんご存知英検1級の単語は難しいです。
ただこの長文読解はそこまで難しくはない!
英検1級に挑戦しようと過去問を手に取ったけど、最初の単語問題見ただけで心折れて勉強を始めることすらあきらめた人。ちょっと待って戻ってきて。
英検1級の長文は、単語も準1級レベルまでのものがほとんどです。
ちょっとイケそうな気がしてきたでしょ?
一朝一夕で点数を伸ばせるわけではありませんが、ここではなんとか満点を狙ってほしいところです。
さて英単語のレベルはそれほど高くはないとはいえ、先ほど書いたように記事そのものの内容は高度です。
日本語でも、ちょっと何言ってんだかわからないレベルの内容がでてきます。
(私が無知なだけかも)
なので人生経験を積んだ大人受験者に有利です。
英検1級長文読解対策おすすめ
では英検1級の長文対策にとりかかりましょう。
基本的に1級の問題を、解いていくというより読んでいきます。
本文さえ間違いなく読めていれば、設問を間違うことはないです。
英字新聞や雑誌なんかでもいいですが、試験に即した形式で取り組みたい方。
オススメの対策本はコチラ。
問題数が多いのがありがたい!
英検1級ともなると、適切なレベルの長文を探すにもまず苦労しますが、この本を繰り返すだけでだいぶコツがつかめます。
さて進め方です。問題の正答ではなくて、本文が読めているかをチェックしましょう。
日本語訳を見ながら、解釈がずれていた部分を徹底的につぶしていきます。
いわゆる精読ですね!
例えば
There is no greater obstacle to the enjoyment of great works of art than our unwillingness to discard habits and prejudices.
訳:我々が習慣や偏見を捨て去ることに気が進まないことほど、偉大な芸術作品の楽しみに大きな障害となるものはない。
この文章が解釈できていなかった場合
- 単語が分からなかった
- 文法(構文)が分からなかった(there is no +比較級+A+than)
のどちらかです(英検1級レベルの人はだいたい文法)。そこを突き止めて解決しましょう。
さらに英検1級のレベルの長文問題だと挿入や省略がバンバン出てきます。
普段長文を読むことに抵抗はないのに、その挿入や省略なんかの見分け方が難しかったり「文の要素が移動しててもはやチンプンカンプン」と上級者ならでは?の悩みのお持ちならこちらの参考書を解いてみて下さい。
なんか読みずらい文章ではこんな現象が起きてる可能性があるのね!
と、スッキリしますよ。
最後に参考までに私の本番の試験での英文読解の解き方です。
・試験開始と同時に800語の長文に取りかかる
まだ脳が元気なうちに1番厄介な長文を片付けます。
Part1の単語問題なんて知ってるか知らないかだけなので、疲れた頭でもなんとかなるし後回し!
・1〜2パラグラフ読んで設問1を確認する
だいたい数パラグラフ毎に問題が設定されているので、上から「本文読む→問題解く」を繰り返します。
あてはまらないこともありますけどね。
英検1級長文読解まとめ
英検1級の長文には当たり外れがあります。
例えば自分が好きな分野からの出題であれば当たりなんですが、全く興味のない分野からであれば最悪。
特に最後の約800語の長文で外れだとメンタルやられます。
私も自分と相性の悪い問題出会ったときは散々でした。
毎回読みやすい長文と読みにくい長文が半々くらいで入っているような気がします。
せめて800語のやつは読みやすくあってほしい・・・。
以上、英検1級長文読解対策でした。
ありがとうございました。
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