こんにちは。りょうです。
英検1級を受験したことのあるみなさん、または過去問解いてみたことのあるみなさん、長文てほんと長いですよね。初受験の時は試験後にすごくつかれたことを覚えています。
疲れてくると集中力がなくなるし読んでても頭に入ってこないし、正答率もがた落ちしてしまうのは私だけではないはず。
そんな状況を少しでも回避するべく、私が使っているテクニック(てほどでもないけど)「英検1級1次試験を解く順番」について書きます。
一度試してみてはどうでしょう。
英検1級1次試験の量
英検1級1次試験(筆記試験)は試験時間が100分です。
- 大問1:「短文の語句空所補充問題」(25問)
- 大問2:「長文の語句空所補充問題」(6問)→350語程度2つ
- 大問3:「長文の内容一致選択問題」(10問)→500語程度のパッセージ2つ+800字程度のパッセージ1つ
- 大問4:「英作文問題」(1問)
といった内容です。英作文込みでこのボリュームで100分。なかなか手ごわいです。
一読して内容がわからなかったり何度も読み返してしまうようでは時間が全然足りませんね。
英検1級を解く順番を意識しよう
英検1級1次試験を解く順番
さて英検1級の量をわかってもらった上で、ここからはどういった順番で解くことで少しでも効率的に得点を上げられるかについてです。
ズバリ!
- 「長文の内容一致選択問題」
- 「長文の語句空所補充問題」
- 「短文の語句空所補充問題」
- 「英作文問題」
の順番です。
まず一番長い800字の長文から取りかかって、どんどん後ろから前に進めるイメージです。で、単語パートが終わったら英作文で終了。
英検1級1次試験を解く順番の理由
この英検1級1次試験を解く順番にはもちろん理由があります。
まず「長文の内容一致選択問題」です。
この中でも特に800字の文章から始めましょう。
何故かというと、試験が始まったばっかりでまだ全然疲れていない状態のうちに一番手ごわい長文を終わらせておきたいからです。
この800字の長文、普通に前から解き進めていったら最後の方、英作文の直前に出てきますよね。
そこまでに単語問題やら空所補充問題やらで疲れ切った頭で800字なんて見たら、もう読む前からやる気失せませんか。
私も前から解いてた時は、800字見ただけで心折れていましたし、正答率も低かったです。
加えて興味ないジャンルの長文だったらもう、勘で解答しちゃったり。
こうなっちゃたっら、もう合格は無理ですよね。なので、まだまだ元気なフレッシュな脳のうちに、この最難関を終わらせてしまってください。
無事800字を解き終えたら、500字の長文に進みましょう。
続いて「長文の語句空所補充問題」です。
基本的にボリュームの多い問題から片付けていくのが理想。
この「長文の語句空所補充問題」は長文といえども800字を読んだ後だと短く感じるので、取り組みやすいと錯覚します。
錯覚しやすい脳の働きをうまく利用しましょう。
そして「短文の語句空所補充問題」です。
ここは一文一文がそんなに長くはないので、長文にやられて疲れた頭でも読めるはず。
そしてポイントは、単語を選ぶのは「知ってるか・知らないか」の問題なので、疲れた状態で取り組んでもそんなに正答率は変わりません。
長文みたいに「因果関係を考えて、似たような選択肢から不正解だという根拠を探し出して」みたいな頭を使う作業はないですから。
最後に「英作文問題」です。
この英作文を最後に持ってきた理由は、英作文は時間をかけようと思えばいくらでもかけてしまう恐れがあるからです。
例えばこの英作文を試験の最初に取り組んで、完璧!と思えるような英作文が出来ても、残り時間が僅かだったら後の問題が解き終えないですよね。
時間をしっかり管理して、○○分以上は使わない!と計画立てていても、実際英作文を始めると集中しちゃって時間忘れてしまいます。
そんなミスを防ぐためにも英作文は最後に解くこと推奨です。
英検1級解く順番まとめ
英検1級1次試験、オススメの解く順番でした。
一度、過去問や練習問題で試してみてはいかがでしょうか。
上手くいきそうだったら使えばいいし、やっぱり前から順番に解く方が合ってるというのならそれもよし。
自分に合った解き方のスタイルを確立しておいて、英検本番では落ち着いて解答できるようにしておきましょう。
ありがとうございました。
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