こんにちは。りょうです。
みなさんは、英語を読むときに何か目印をつけていますか?
実は英語を読むときには、レベルによって目印をつけると良い場合があります。
・内容が全然理解できない
・単語同士の因果関係がつかみにくい
・一つ一つの単語はすべてわかるのに、文章になった途端に理解できなくなる
こういったお悩みをお持ちの英語初心者のあなた、ぜひこの記事を最後まで読んで、リーディング力のレベルアップをはかりましょう!


目次
英語を読むときに目印をつけよう
英語を読むときには目印をつけるクセを付けましょう。
英文の構造を素早く理解し、結果読むスピードが速くなります。
とはいえ英語初心者の方はとくに、どこに目印をつければいいのかわかりませんよね。
目印のつけかたはいろいろありますが、初めてでもわかりやすいポイントを紹介します。
動詞に〇をつける
まずは動詞に〇をつけることから始めてみましょう。
動詞は基本的に1つの文章に1つ存在します。
動詞がわかれば主語や目的語も見分けやすくなり、文の構造が見えてきます。
動詞は過去形になったりと形を変えるので初めは時間がかかるかもしれません。
しかし「主語+動詞」の構造が見えていないと、長い文になるほどこんがらがってしまいます。
まずは動詞を見つける練習をしてみてください。
ディスコースマーカーをチェックする
ディスコースマーカーとは、「話の展開を表してくれる語」のことです。
試験問題の長文では、このディスコースマーカーを理解しておくと内容の理解度がグッと上がります。
では実際のディスコースマーカーをいくつか紹介しますね。
逆接→but、however、yet、though、even if、nevertheless
対比→while、whereas、meanwhile
例→for example、for instance、―(ダッシュ)
言いかえ→in short、in other words、or
結果→in conclusion、as a result、therefore、thus、consequently
情報追加→also、besides、in addition、moreover、furthermore、additionally
事実を述べる→actually、in fact、on the whole、in general
どうでしょうか。
これらのディスコースマーカーを長文を読むときに意識してみましょう。
たとえば "but" がでてきたらそのあとには逆説の内容が続くと予想できるし、"for example" なら後ろに例示が出てくるわけですよね。
そういったことを予測しながら読むことで、長文を読むスピードが向上するし、理解度もグッと上がります。
英語を読むときのほかの目印
動詞とディスコースマーカーの2つを紹介しました。
まずはこの2つから、練習してみてください。
ここからはさらに細かく英文構造を読み解くための目印のつけかたです。
細かくは説明しませんが英語中級者以上の方は、こんな方法も知っておきましょう。
前置詞+名詞をカッコでくくる
前置詞+名詞をカッコでくくる、これはおそらく多くの高校の先生が実践しているのではないでしょうか。
前置詞+名詞とは、たとえば
I had lunch in the park.
の
in the park.
の部分。
前置詞+名詞は副詞句になるので、文の要素(主語・動詞・目的語・補語)にはなりません。
つまり上の文章では
- I= 主語
- had= 動詞
- lunch= 目的語
となりまして、「私は昼ご飯を食べました」が文の骨格になります。
「公園で」(= in the park, 副詞句)は、あとからどこにひっつけても大丈夫なわけです。
(「私は公園で昼ご飯を食べました」でも「公園で私は昼ご飯を食べました」でもOK)
なので前置詞+名詞をみかけたらいったんカッコでくくって、あとから訳すとごちゃごちゃしませんよ。
英文にスラッシュを入れる
英文にスラッシュを入れる方法も、塾などで広く実践されています。
とはいえどこでスラッシュを入れればいいのかが一番悩ましいところですよね。
「コレ!」といった決まったルールがあるわけではないので、いくつかおすすめのスラッシュポイントを紹介します。
- 前置詞の前
- 関係代名詞の前
- 現在分詞・過去分詞の前
- 接続詞の前
- カンマ、コロン等の前か後
慣れないうちは↑からひとつかふたつ決めて、スラッシュを入れるクセをつけてみましょう。
英文を読むときの目印まとめ
英文を読むときの目印についてでした。
みなさんは高校時代の国語の授業を覚えていますか。
多くの学校では、国語の長文を読むときも本文に目印を入れているかと思います。
わたしの学校の国語の教員にも確認したところ、やっぱりディスコースマーカーにチェックを入れていました。
日本語でも英語でも、視覚的に目印を入れることでとても読みやすくなります。
しかも読み返すときにポイントを再度探す手間も省けます。
もちろん理想は、目印がなくとも完ぺきに理解できてスラスラ読めることですが、そうなるためにもまず目印をつけて英文構造を理解する練習から始めませんか。
ぜひ挑戦してみてくださいね。
ありがとうございました。