【受験生必見】英語長文読解の対策・効率的な読み方とおすすめ参考書

リーディング

こんにちは。りょうです。

TOEICでも受験生でも英語の長文読解に苦労している人は多いのではないでしょうか。

どんな試験でも長文読解は避けて通れませんね。

ただ「やみくもに英語の長文読みまくればいいや!」と考えていては英語読解力は伸びません。

ものすごく非効率な努力に貴重な時間を費やしてしまうことになります。

そこで今回は英語長文読解のコツを初心者向けに解説します。

 

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英語長文読解ステップ1:英単語

まずは英単語です。英単語を知らなかったらどんな文章見ても、暗号にしか見えなくなってしまいます。

とはいえこの基本のステップに長い時間かけすぎるのも無駄なので、自分の目指すレベルの英単語帳を決めて暗記したらすぐ次に進みましょう。

すべての単語を全暗記しようとしてもキリがないので。

英単語暗記のコツは毎日大量にです。

英単語を見てパッと日本語が出てくるまで続けましょう。

英単語や英文法を暗記する時のコツ!脳を上手く利用して効率アップ
英単語や英文法を暗記することに膨大な時間を費やしてきた私たち。ちょっとしたコツを知ることでその負担が少しだけ軽くなります。そこで有名な記憶に関する実験や脳の働きを検証して、またそれらをを上手く利用して効率良く暗記する方法を紹介します。

 

英語長文読解ステップ2:英文法・語法

英単語が終わったら英文法・語法です。

これは英語を読むときのルールですね。

英文法

例えば受動態が「be 動詞 + 過去分詞」の形をとることを知らなければ

She was loved by many people.

「彼女は多くの人を愛している」

みたいに知ってる英単語を組み合わせてそれっぽい訳を作る現象が起きちゃいますね。

これじゃせっかく英単語覚えても、誤訳の連続で全く意味がわからない英文になってしまいます。

もったいないですね。

語法問題

例えば

look forward to doing 

と、to のあとに doing の形が続くことを知らなければ選択問題でミスしてしまいます。

選択問題もTOEICや大学受験では外せません。

 

英文法・語法でおすすめ参考書

このあたりです。著者が同じで両方とも選択問題形式でサクサク進められます。

それぞれに感じた特長はこちらです。

英文法・語法問題1000

  • 解説がとても詳しい
  • 解説が別冊で分厚い
  • 真面目でレベルが高い人に好まれそう

Next Stage

  • アクセントなども扱ってる
  • CD付
  • 解答・解説が問題のすぐ横のページに記載
  • とりあえず広く浅く派の人に好まれそう
  • 教育現場(高校)での採用率高い

こういった感じですね。

ちなみに初めて高校教員として働き始めたときに、Next Stage信仰がすごくて驚いたことがあります。

まあ解説の詳しさなんかは好みもあると思うので、いろいろ比較してから決めるのもアリですね。

 

英語長文読解ステップ3:長文読解

英単語・英文法・語法と積み上げてきてやっと長文読解です。

では効率的な読み方の説明します。

①主語と動詞の決定

まず英語の文章を見たら、主語と動詞を確認しましょう。

これがその文章の骨格です。

長い文章になればなるほど、途中で「何がどうしたんやっけ・・」と迷子になってしまうので、必ず主語と動詞は意識してください。

そこさえ押さえれば、あとはいろいろ意味を足していけばいいだけです。

②スラッシュで区切る

主語と動詞を確認したら、次にスラッシュで区切ります。

これは「スラッシュリーディング」という英語勉強法でもありますね。英文を意味のカタマリごとにスラッシュ( / )で区切って読んでいく方法です。

塾や予備校でもスラッシュリーディングを取り入れてるところ多い感じがします。

ここまでである程度文法知識はあるはずなので、意味のカタマリがどこなのかわかるとは思いますが(接続詞の前とか)、わからなければ文法見直すかピリオドとコンマの後ろで区切るだけでも最初はOKです。

まず区切って読みやすくしましょう。

【データで検証】スラッシュリーディングの効果とやり方などをご紹介
英語のリーディングだけでなくリスニング力も向上させるスラッシュリーディングのご紹介です。いつもの英語の読み方から脱却して一歩ネイティブに近づくテクニック。ぜひマスターしてTOEICでも高得点を狙いましょう。おすすめ教材も併せてご紹介です。

③頭ごなし訳

さて区切りをつけた文章を、頭ごなしに訳していきます。

例えば

I will never forget the time when we first met.

という英文。ちなみに主語は " I " で動詞は " forget " ですね。

スラッシュで区切ります。

I will never forget / the time / when we first met.

続きまして頭ごなし訳。

I will never forget/the time/when we first met.
私は決して忘れないでしょう/その時を/私達が初めて会った。

というふうに、区切りごとに前から訳していく方法です。

 

ポイントは区切りを越えて読み返しをしないこと。

こうすることでリーディングのスピードが飛躍的に向上します。

 

ちなみにこの読み方は自分の頭の中でのプロセスであって、英文和訳の問題が出たときに答案にこの和訳そのまま書いたらダメですよ。

その時はちゃんと日本語の語順で書いてくださいね。

 

英語長文読解ステップ4:量をこなす

英単語・英文法・語法・長文読解と積み上げてきて、最後に量をこなす。

ここが一番差が付くポイントです。

なぜなら量をこなす前に満足してしまう人が多いからです。

ひととおりやりきっちゃうと、同じことを繰り返すことが嫌になってしまうのか、それとも1回理解すれば完璧だと思っているのか。

とにかくいくら英単語・英文法・語法を覚えてもそれを当たり前に長文読解で使えるレベルにまで頭に浸透させないと試験では使えません。

そのためには圧倒的な量をこなしましょう。

長文読解おすすめ参考書

さてこの英語長文読解ですが、読み方のポイントさえ押さえておけばあとは量。

そこでおすすめなのが英検の長文読解問題集です。

何がおすすめかといいますと、量が多いところです。

また英検用なので、長文の内容がアカデミックでおもしろい。

 

他にも少ない問題数で丁寧に読み方を解説している参考書もありますが、それは英文法・語法で積み上げてきた知識で十分かなと思います。(難関大学は別)

ここでは知識定着のために量をこなすことを意識しましょう。

 

英語長文読解まとめ

英語の長文の読み方でした。

受験生だけでなく、TOEICや英検でも長文読解は必ず出てきます。

焦って英語の長文を読み漁るよりも、単語・英文法・語法とピラミッドのように積み上げていきましょう。

ぜひ挑戦してみてください。

ありがとうございました。

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りょう

25歳あたりから英語の独学開始→子育て中に旦那が主夫になる→英語教員免許取得→通訳・翻訳・子ども英会話講師・英語教員などしてます。 英検1級・TOEIC960・通訳ガイド・Tesol取得。

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